胆石の検査

胆石かどうか調べるための検査ではどんなものがあるのでしょうか。また、手術を受けるまでの様々な検査もありますね。


ここでは自身が体験した様々な検査について触れていきます。全部の病院が当てはまるとは言えませんので、ご了承ください。


腹部超音波検査

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一般的にエコー検査と言われているものです。出産経験のある女性でしたら誰でもご存じでしょう。


お腹に冷たいゼリー状のものを塗られて、機械をあててお腹の中の胎児を見たことでしょう。それと同じです。エコー検査において胆嚢を検査し、結石の有無や腫れて肥大しているかどうかも分かります。だいたいの胆石がこの検査で発見されますが、胆管にある結石がエコーでは見つけづらい場合があります。


胆嚢内の結石の発見率は極めて高く、最も頻用されている検査方法です。自分もX線写真では見つけられなかった胆石をエコー検査で見つけてもらいました。

検査入院

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自分のかかりつけの病院は、通常でいけば手術で入院の前の検査は、検査入院をして行います。自分は当時子供がまだ小学生だったため、通いで検査を行いました。


検査入院だと早く終わったのでしょうが、通いのため、全部の検査が終わるまでに1ヶ月を要しました。その間は、いつ疝痛発作が起こるのかと恐怖の毎日を過ごしたのです。どこの病院もそうなのでしょうか。


そこの病院は、消化器科の手術の検査は体の中を一通り全部調べます。尿検査はもちろんのこと、血液検査で肝臓や胆道の酵素の上昇や白血球の数、凝固時間など、様々なことを血液から調べます。胃カメラ検査もしました(もう二度とやりたくないです)。


X線写真も造影剤を使用して何十枚も撮り(X線を撮るだけで2時間もかかりました)、腹部X線CT検査、MRCP、呼吸機能検査、心電図等、様々な検査をしなければいけません。


これでようやく手術にGOサインが出るのです。このときの検査で、胆石の他に腎臓結石もあるのが発見されていたのですが、自分に知らされず、外科に移ってから担当医に知らされました。


泌尿器科の診察を受けるように言ってくれたのは外科医の先生だったのです。それまで一切知らなかったのでかなりの衝撃でした。そして胆嚢摘出術の2年後、腎結石の発作に見舞われることになるのですが、それはまたいつかの機会に……。

 

入院こぼれ話

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全ての検査が終わり、手術のために入院しました。明日がいよいよ手術だという日、看護師さんから身につけているネックレスやピアス、指輪をはずしておくように告げられました。


ピアス類はもちろんはずしましたが……指輪、はずれません。痩せていたときからつけていて、太ってしまったのではずれなくなっていたのです。


看護師さんは先生に、ビニールなどで手を覆ってもいいかどうか聞いてくれたのですが、返ってきた返事は「やっぱりはずさなきゃダメなんだって! 大丈夫! 指輪を切断する機械あるから!」いやいや。そういう問題じゃないでしょう? 頂いた大事な指輪です。


切断なんてとんでもありません。指輪などの装飾品は、形も複雑なのでバイキンを取り除くのが困難だそうです。ですから手術室に持ち込んではいけないそうです。それからは病室にある洗面台で格闘です。


備え付けのハンドソープを全部使ってしまう勢いで、指も無理矢理はずそうとしているので圧迫されて紫色になりました。それでも痛さをこらえて少しずつ少しずつ頑張りました。


「はずれた〜!」の叫びに同室の人からは拍手が起こり、ナースステーションまで響いた声で、看護師さんまで喜びながら走ってきました。格闘すること2時間。まさに根性で指輪をはずしました。大事に引き出しにしまわれた指輪は、手術が終わって朦朧とする意識の中でしっかりとはめ直しました。


朦朧としてなければ、入れるときもきつすぎて痛いので好都合でした。あんなに必死になったのは初めてだったかもしれません。手術より指輪が大事だったの? なんて思います。

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